11

德田さんの漆芸は、一般的な漆のイメージとは随分異なります。彼は木材を全て乾燥させてから材料として使います。漆もオイルも蜜蝋も植物の樹液。いのちの体液とするならば、それを取り除き一度眠らせて、その間に刻み、削り、また体液を戻し、今度は道具としての再び生き返かえらせる。しっかりといきものとして素材にふれている意識があるので、そのプロセスは命にふれる畏怖の念があるという作家の作品は、空間の中で静かに呼吸しているようです。

「浮かぶ街」Floting on het Labo atrium
德田昌巳オブジェと漆と器と
2017 12/15 FRI - 12/26 TUE
15:00-20:00 (MON- FRI) 
13:00-19:00 (SAT- SUN) 水曜休館 
最終日は17時まで。
12月15日金曜日、18:30分よりオープニングレセプションを行います。視聴覚作家の松本充明氏のライブパフォーマンスにご期待ください。