ちょっとしたことが心に残ることがあります。廃屋の壁だったり、裂けてしまった布地。日に焼けた古い紙類。それは自然や時間が作り出した美しさだとつくづく感じ入ってしまうのですが、果たして共感してくれる人は他にいるでしょうか。そんな心に残る現象をずっと溜め込んで
April 2018
scale factor
山本あきさんの作品[scale facto]は、彼女がずっとテーマにしている[equal]に属するものです。あきさんは廃棄物の中に美しさを見いだし、それを拾い出して作品へ昇華させます。今回は魚の鱗。イトヨリの本物の鱗がまるで宝石のように透明の光を放っています。ご覧いただく方
deux paysages
先週、展示がはじまった2人展。早いもので、今週の日曜までとなりました。ふたりは神戸と神奈川で離れていて打ち合わせもこまかくはしませんでせした。でもなんとなくのキーワードと作品の傾向を話すだけで十分のように感じていました。鑑賞してくださるお客さまは、ふたりの