澤田さんのアトリエでは、続々作品のパーツが作られているようです。まだ全体像は彼の頭のなかだけで搬入後、ラボによって組み立てられます。それにしても、パーツの美しさもひとつの完成度をもって、フォトジェニックです。鉄は、金属のなかでもなかなかに硬い。しかしなが
artist
澤田さんについて。
今年後半は、澤田将哉個展からのスタートです。このプロジェクトがスタートしたのは、ずっと前のこと。去年の終わりとか今年の初めの頃でした。澤田さんは、綿密に計画を立てて、すーっと実行に移すひと。硬い素材を扱いながら、静かに繊細に冷静なアティチュードです。でも
マルセイユから
4月にオープニングを飾ってくれたアリアンヌからメールが届きました。約束していた展示風景の写真を送ってくれたのです。どれも、単なる記録写真ともちがう、彼女独自の視点を感じるもので、写真作品の多いアリアンヌならでは、と感じ入りました。マルセイユでは、当然のこ
クレールのアトリエ
クレールのアトリエを訪ねたのは、秋空が晴れ渡った気持ちの良い日でした。いろいろな作家のアトリエを訪ねる機会がありましたが、クレールのアトリエも同様に個性的でクレールらしさに満ちています。クラッシックモダンな建物は静かな環境にあって緑が豊かで、暮らすにも制
クレールのこと(2)
クレールは、ベルギー・ブリュッセルに暮らし、アートジュエリーを制作しています。近年では、ドイツ・ミュンヘンで開催されるアートジュエリーの国際コンクールシュムックで入賞、イギリス・テートギャラリーでの展示会出品など国境を越えて活躍の場を広げています。幼い頃